【TES5】Skyrimは超えられない。
2017年12月14日、スカイリムVRが発売されるのに合わせて、PC,PS3,PS4,XBOX360と4つのハードで無駄に遊んだ私が、スカイリムを今一度振り返ってみたいと思います。
※あくまで個人的意見です。
1.「The Elder Scrolls V Skyrim」とは
2011年11月11日に発売。The Elder Scrollsシリーズの5作目、タムリエル大陸の北部にある、スカイリム地方を舞台に繰り広げられるオープンワールドRPGです。
キャラメイクも自由(ほぼゴリラ)、職業も自由、町の住人(NPC)ですら皆殺しに出来るような自由度が一番の売りであり、他タイトルとの明確な差であると言えます。
2.RPGゲームとしての立ち位置
スカイリムは当時の日本のRPGに止めを刺したタイトルでした(個人的意見です)
キャラメイクはともかく、ストーリー追う必要が無い!という衝撃。
「貴様は伝説のドラゴンボーンだ、悪いドラゴンが目覚めたから倒し(t」
「だが断る」
「あははははは!悪い薬を沢山作るのたーのしー!NPCのポケットに仕込んじゃおー!」
っていう本編完全無視で人類悪になることも出来るわけです。
また、装備制限も無いのも大きい。魔術師なのに鎧着てたり、剣士なのに使い魔ガンガン召喚したり、
か弱い女の子に超ド級の鈍器を持たせて撲殺天使にすることだって出来ちゃいます。
スカイリムはストーリードリブンが主体のJ-RPGには無い視点で、RPGの新たなジャンルを確立しました。
美麗なグラフィックでオープンワールドで何でも出来るぜ!!
っていう革新的なデザインは、前作オブリビオンの方がインパクトとして勝っていましたが、ゲームの完成度とゲーマーへの浸透度はスカイリムに軍配があがるでしょう。
TPS視点とFPS視点がいつでも切り替えられるなど(個人的には一番嬉しい仕様)
UIの進化が大きいと思います。
3.ウィッチャー3との比較
よくスカイリムとウィッチャー3は比較されます。まあどちらもオープンワールドでファンタジーなRPGですからね。
まだ途中ですが、ウィッチャー3…面白いですねえ!本当に面白い。
ゲラルトの操作性が悪いのと字が小さい事を除けばとても楽しくプレイしております。
さてこの二つのタイトルは何が違うのか、
ストーリーはウィッチャー3、自由度はスカイリムです。
全体的なバランスはウィッチャー3の方が上だと思います。サブクエストまでお使い感無くストーリーが練られてますし、アイテム収集やハクスラ要素も多分にあります。
ただ個人的にはスカイリムの方が好みです。武器の要素や自由度がやっぱり段違いです。
ただ一つ疑問なのが、スカイリムは他人の持ち物を盗む場合、基本的には犯罪になるんですが、ウィッチャー3は傭兵がいなければ取り放題です。結構高価な素材もちょいちょいっと取れてしまうので、そこは残念だなと思いました。
4.スカイリムの不満点
さて絶賛してばかりだとあれなので、不満点もお伝えします。
フリーズ・バグの嵐
PS4とかPCだとほとんどありませんでしたが、やはり少なからずフリーズは発生します。
しかもセーブを忘れている時に限って。
残念なローカライズ
吹き替えを当てた声優さんは読んでて疑問に思わなかったのかというレベルで直訳の部分があります。ウィッチャー3が完璧なローカライズなので尚更。
5.スカイリムは極めて高いハードルとなった。
発売後、様々なゲームをプレイしましたが、どのタイトルを見ても
「それ、スカイリムでよくね?」
と感じる私がいました。利点はそれぞれにあるのですが、スカイリムのフォロワーとしか思えず、結局タムリエルに戻って来てしまい、結果的に4つものハードでプレイすることになってしまいました。
ちなみにFALLOUTシリーズも大好きなので、機会があれば記事にしたいと思います。